★ドロップ缶★〜 NEVER♪

避難所で炊き出しを始めて数日間がたちました。
（私は、昨日からですが）
とってもおいしいと喜んでいただいてます。



山形でも、みなさん節電や買いだめしないなど、それぞれ自分の出来ることをやってらっしゃいます。とても文章で伝えきれるものではありませんが、被災地に来ることが出来た私は、私なりに伝えるべきかと思いました。
実際に来てみて、わかること、学んだ事がたくさんあります。
ガセの情報が出回ったりもしているようで、本当の状況を知るには、そこに行かないとわからないですが、いきなり行く事は出来ないし、被災地側の事情もあります。
きちんと拠点を作り活動する事が大切。
炊き出しを続けて、食事は単発ではなく継続して食べられるという事で、被災者の方が少しずつ安心された顔をしてきています。
あくまで食事だけですが…
でも、きちんとご飯を食べれる事でみなさん次の段階へ進もうとしています。

ここでは、中学校の先生方にきちんと届いた物資を無駄にしないように、大切に使い管理していただいています。

最初は、私たちがやっていた炊き出しですが、ずっと私たちが炊き出しするのではなく、安定してきた所で避難所にいるみなさんに引き継いで分担してもらい始めました。

私たちも自分の生活もあります。それと、まだまだ食べることさえ出来ない場所へ行くなど次へ進めます。

ここでみなさんと、いろんなお話しをする事が出来ました。

閑上地区の方は、津波警報が出て、まずは公民館に避難したそうです。しかし、公民館ではダメだとなり、他へ逃げようとなったそうですが（車を持ってきていないので走って）、お年寄り達は、「私たちは、ここに残るから若い人だけ逃げろ～」と言ったそうです。それを聞いた公民館長さんが「私も皆さんと一緒に残ります」と残り、若い人達が逃げたそうですが、残念ながら、すぐに公民館は流されてしまったそうです。
逃げてる時に流されてしまった若い方もいるそうです。
その後、公民館長さんは、奇跡的に助かったと聞きました。
これは、名取市役所の職員さんが張り出していたものです。